先月末に見に行った九博の特別展。
記憶が薄れていますが、自分用のメモとして感想書いておきます。


入り口が土蔵仕様になっていた事でも分かる通り、今回はこの中に収められるようなものが中心でした。
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それでは印象に残ったものについて、箇条書きで書いていきます。



四葉 その1  文化財保護のはじまり  四葉

今回一番印象に残ったのは、屋根が波打ってる薬師寺三重塔の写真でした。(「壬申検査関係写真」)
  ↓



それから、これ。(「古社寺保存法御署名原本」)
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国宝の世界はまだ明治とフェノロサの価値観の延長にいるように感じました。
見落としてるものはない?
フェノロサさん、九州もよく見て欲しかったです。できれば首里も。。。



四葉 その2   模写・模造  こころと技を継ぐ 四葉

特別展なのに複製??という声もありましたけれど、私はこういうの好きなのでとても興味深く見ました。
中でも、残っている一段の箱と蓋から以前は三段であったことを推察し、復元したというこの箱。
(「倶利迦羅龍蒔絵経箱復元模型」)

発泡スチロールの試作品もあわせて展示されていて、試行錯誤の過程がうかがえて面白かったです。
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四葉 その3  野間清六が見た悪夢  四葉

昭和15年に行われた「正倉院御物展観」の様子を当時の方が書いた絵巻「くちなわ物語」。
  ↓



ラスト近くの“悪夢”には思わず笑ってしまいましたが、でも同情もしました。
こういう心配を常に抱えながらの展示なんですよね。
見るだけの人間としてはありがたく思っております。
(どういう悪夢かは会場で実際にご覧くださいね。)



四葉 その4  肖像画を読む 四葉

チラシやポスターにも登場している肖像画ともう一点の肖像画。
  ↓
 

なにしろ実物(or模写)が並んでいるわけですから、像主は誰かをはじめとして、言われているいろいろを確認する絶好のチャンス!
こんな機会はめったに無いでしょう。
と、展示の意図とは離れたことを言う私。(←修復の様子を見なさい。)



以上、画像はぶろぐるぽにエントリーすることで博物館より提供していただきました。



それにしても。
冷泉家の御文庫はやはりすごい。
昭和も終わりの頃になって定家自筆の明月記とか出てくるんですからね。
よくぞ守ってくださいました。
同時に、その御文庫が開かれる時代に居合わせた幸せを思います。

また、文化財は名家や旧家の土蔵にだけ伝わったのではないのですよね。
私財をなげうって文化財を守った市民だっている、というのを忘れないようにしたいと思います。

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| Museum::九州国立博物館 |2011年8月14日({XT_LOG_JDAY})| comments (0) |
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