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画像は博物館から提供していただいたもので、会場は撮影禁止ですのでご注意下さいね。


九州国立博物館で開催中の特別展に行きました。

たくさんあった展示の中から、特に印象に残ったものを五つ挙げたいと思います。
長々と書くと読みにくいので、箇条書きにしますね。

四葉 その1 四葉  炎?火山?

会場に入ってすぐ、赤い円柱を組み合わせた大きなオブジェがお出迎え。
私には燃え上がる炎か火山のように見えたのですが、そこに深鉢が飾られていて、
今まさに窯で焼かれているかのよう。
焼き物の世界に誘うナイスな仕掛けでした。



そして、ぐるっと回りながら見ていると、見慣れたブルーが眼に飛び込んできましたよ。
小石原焼、太田富隆氏の作品です。
    ↓



小石原でこのブルーに出会うと、インパクトあるんですよねぇ。
親子三代展などを仲良くなさっているステキなご一家で、確かかわいい四代目もいらっしゃったはず。
伝統には名跡を受け継いでいく形もありますが、このような方々がいらっしゃればこそだよねぇ、なんて思いました。


四葉 その2 四葉  陶芸 人間国宝

陶芸だけで今回の展示作品数の半分以上を占めており、どれもピカピカの名品揃い。

その中でさすがの貫禄だったのが、人間国宝である井上萬二氏・14代酒井田柿右衛門氏・中島宏氏の作品でした。

とりわけ、井上萬二氏の「白磁緑釉牡丹文花器」は、照明で花びらの影が幾重にも重なっていたのがまたきれいで。。。



私は五弁の花の方が好きなのですが、こんな風に照明を当てるのだったら、
こちらの方がいいかも、ですね。


四葉 その3 四葉  大和絵?糸雨(しう)?

染織の展示は、模様を霞形に拡大してあるのがわかりやすくてありがたかったです。
褪色しないように照明が抑えてあったので、細かいところまでよく見えませんでしたから。



それから、糸を円柱状に張ったオブジェがなんだか懐かしい光景でした。
こんな風に織機にかけてあったのをどこかで眼にした記憶があるのです。
白と紺が斑になっている縦糸が、横糸と交差していくにつれ模様になっていくあの瞬間。
子供の頃は本当に不思議で、魔法を見ているようでした。



「糸作りが一番大事、織機に乗った時には仕事の90%は出来上がっている」
と、染織家の石垣昭子さん(紅露工房)が、おっしゃっていたのを思い出しました。


四葉 その4 四葉  山笠があるけん博多たい?

いやー、コレはびっくりしました。
  ↓



飾り山を見慣れている眼には、「わかるけど、わかるけどこれはナニカチガウ~」と心の声。
ちょうど下が人形のコーナーだったのですが、小粒な作品とのバランスが???な感じも。


四葉 その5 四葉  人形 人間国宝

展示は二部構成になっていて、第一部が九州・沖縄の、第二部が諸先達の作品になっていました。
第二部のものは、さすがに美術館や博物館に収められるだけあって、見事なものばかり。
林駒夫氏の「神ノ坐ス森」を思いがけず見ることが出来て、ラッキー。チョキでした。




すべての展示を見終わってみれば、全体の印象としては、日本工芸会関連の入賞作品を中心に
きれいどころをズラズラズラーっと並べた感じ。
逆を言えばその枠に入っていないものは切っていたというか。。。

「九博がアレを評価している。我々は何か見落としていたのではないか。」
な~んて中央に言われるようになって欲しいなぁ、独自の発見をして欲しいなぁ、と思いました。

あ、展示はとてもよかったのですよ。
何より、陶芸への愛ハートloveがありました。(←や、私が勝手にそう感じただけですが。)
音声ガイドも、聞いているだけでおなかいっぱいになりましたし。

特別展関連イベントがまた楽しく且つ素晴らしくて。
「そんなに度々行けない人間はどうすりゃいいのさ」と、文句をいいたくなるくらい。(笑

秋に予定されている九州考古展?が楽しみになりましたよ。

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| Museum::九州国立博物館 |2009年2月20日({XT_LOG_JDAY})| comments (4) |
コメント
九博ぶろぐるぽにご参加いただきありがとうございます。
 今回の展覧会は、九博が無形文化財、そして現代美術に挑む最初のもので、まだまだできないことばかりであったと思います。今回、いただいた宿題、できるよう頑張ります。
 展覧会、楽しんでいただけて、嬉しいです。
                九博スタッフ
| y.ito | EMAIL | URL | 09/02/22 | GRAKjiag |

九博スタッフさん、ご訪問ありがとうございます。
拙い文にコメントいただきまして恐縮です。
九州の歴史と風土に根ざした九博からの発信を、
これからも楽しみにさせていただきます。
| 侑子 | EMAIL | URL | 09/02/23 | bTSeA/xI |
こんにちは。
この人形なんだかとっても惹かれます。
| ウズラ | EMAIL | URL | 09/03/02 | kJo/H3qQ |
ウズラさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
人形って、「神ノ坐ス森」のほうですね。
なにかこう「気」のようなものが発せられているようで、
とても神秘的でした。

(付記)
国立近代美術館には工芸館があって、東京の方がうらやましいです。
| 侑子 | EMAIL | URL | 09/03/02 | bTSeA/xI |




  
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